9/26/2006

Izze、Pepsico傘下へ

清涼飲料水メーカーは、従来のビジネスモデルからの脱却を図り始めている。これまで確実に伸びてきたコカコーラやペプ氏コーラなどの清涼飲料水が、肥満予防、糖尿対策などの健康意識の高まりによって学校から閉め出されるようになったりしていることから、これまでの成長路線が頓挫を始めている。それが、徐々に定着化する傾向だと云うのが分かってきているために、清涼飲料水市場に変革をもたらさないと大きなビジネスチャンスを逃すこともあり、新規に発展し始めているオーガニックやナチュラル系の飲料水メーカーの買収に出始めている。

今日発表になったのはこのコラムでも紹介したIzze社がPepsico社に買収をされたと云うもの。具体的には明日の新聞を読まないと分からないが、このように健康飲料で成長し始めている勢いのある新規のメーカーが、買収対象になっているのは確かだ。これまで2000年始めにコカコーラ社がOdwalla Inc.を、Pepsi社SoBe ブランドのSouth Beach Beverage Co.社を、Cadbury Schweppes社がSnapple ブランドを買収したりしている。

驚くべきことは、今回のIzze社は2002年に設立されたばかりの会社であり、ロハスの勢いに乗り、急進撃をしていた会社であるけれども、これほど速く買収対象までの仕上がったことにびっくりしない人はいないだろう。これはボールダーのロハスが勢いをつけたことにもつながるかもしれない。特にリポートをすることがあれば、また書くことにしよう。

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