9/06/2006

食べたくなる病院食


病院での食事は、あまり喜ばしいものではない。もちろん術後だったり、いろいろな成人病にかかっていたり、食事は制限されるべきものというイメージは強い。

私は幸いのところアメリカの病院で入院をしたことがない。そのために病院食は食べたこともない。日本で大病をして入院手術をして一ヶ月近く病院にいたので病院の食事の味気なさは大いに経験をしたことがある。

当地日刊紙のDaily Cameraが取材をしてくれたところによると、当地の有力病院は、病院食からほど遠い食事を出しているらしい。しかも、時間で決められた食事ではなく、ある程度早朝から夕方までの時間内だったらメニューから選んで注文をしたら一時間以内で食事が持ってこられるようだ。しかも、グルメ料理に近いものを供していると云う。

病院だから食事に関する、制限が多い人が来るのは当然であり、そのために、個別の患者の病状によって、食事の制限内容がコンピューター上に掲出されると云う。糖尿の人だったりすると、当然血糖値を上げるような食事はでてこないだろう。患者ごとにきちんと管理はされている。

アメリカの健康保険制度は、かなりコストだかに悩まされているので、患者の病院滞在は短いのだそうだ。身体の調子も必ずしも最好調でない訳だし、まずいものを食べなくなると体調にさらに悪影響を与えるものになると云う。だからおいしい食事を出しているのだろうか。病院へ入る理由は作りたくないが、入るとすれば、少なくとも良い食事はさせてもらいたいものだ。

病院の栄養士だからといって、味気ないものを作る必要はないだろう。日本の栄養士なども来て研究などをしたら良いと思う。

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