9/14/2006

マイノリティーはマイノリティーのボールダー


日本人としてボールダーにいるととともても心地よい。白人社会にいるのだが、差別的な感じは全くと云っていいほど受けないのがボールダーだ。小生が武術を教えているからと云うこともあるかもしれないが、当地の人はアジア文化、特に日本へのあこがれが強い。マイノリティのの小生が言うのもおかしいが、ここでブラックの人は気の毒なくらい存在感は少ない。アメリカの中では10%弱のプレゼンスがある黒人の人も、ボールダーでは、人口統計で見ると1.2%しかいないことになる。

黒人の人口比率が少ないことで、当然社会的にも軋轢は生じるのだろう。今日のDaily Camera紙にはコロラド大学に在籍している数少ない黒人の人たちが、黒人マイノリティの存在感をアピールするために発言はしないけれども、口の上はテープで巻いている姿を地元のプレスに紹介したのが今日の写真だ。

アジア人として、アメリカに長年住み、場合によっては、不愉快な思いをしたものとしては、黒人がボールダーで感じる気持ちは大いに分かる。しかし、アメリカ全体では、存在感を強めた黒人の人たちがボールダーではまだマイノリティーだと云うのはおかしな感じがする。何故ボールダーは白人が多いのだろうか?

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