9/11/2006

ダライラマ法王がコロラドに

チベット亡命政府を代表するダライラマ14世が今週末にコロラドに来ることになった。もちろんダライラマはチベット仏教の総帥であり、コロラドの多くのチベット教信者は、その歓迎の準備で大変なことだろう。ことにボールダーは、ナロッパ大学とシャンバラセンターと云う全米でも極めて重要なチベット教の拠点があり、多くの信者が心待ちにしていることは間違いない。

ボールダーは、人口比率では、全米の中でもチベット教信者の比率が最も高い地域とされている。何も、チベット出身のヒトが多いと云うことではなく、白人の人たちも、チベット教の信者に改宗したヒトが多く集まっていると云うことだ。ボールダーは既存のヨーロッパの教会関係者の力が相対的に弱い地域だ。なぜそうなったのか、理由ははっきりしないが、反体制派の人たちが多く移り住んできたことが一つの原因になっていると思う。ヒッピーなどもその関係者と云えるのではないだろうか。インテリが多かったことも、既存の体制勢力に対して懐疑的な人が多いと云うことにつながっている気がしてならない。

ダライラマは、平和に関する会合のために来られるようだ。今日はアメリカでは9/11事件5周忌と云うことで、全米でもとても暗い一日だった。今後の平和に関する賢者たちの会合が大きな成果を上げて欲しい。宗教が原因で戦争が激化している中東の状況を速く皆で正常化をさせたい。

0 件のコメント: