9/04/2006

寝た虎を起こし始めたIzze社



ボールダーのナチュラルオーガニック食品メーカーは多い。全米ブランドになったところも多い。現在急進撃を見ているのは、清涼飲料のIzze社だろう。

Izze社は、ナチュラル思考が高まり、自然派の清涼飲料水として脚光を浴びてきた地元メーカーだ。清涼飲料水の市場は昨年はじめて市場が縮んだのを受けて、コカコーラやペプシーコーラなどは危機意識を高めつつある。コカコーラやペプシコーラも自然系の飲み物メーカーの買収を始めており、ボールダーのIzze社をかなり意識した戦略的行動に出始めている。詳しくはDaily Cameraの記事を参照願いたい。

Izze社の商品は、ナチュラルジュース70%とスパークリング水30%と云う明確な戦略を打って出た。砂糖や添加物を一切使用をしない戦略であり、ジュースでは甘すぎるか味が強すぎる人にとって爽やかな商品を作り上げている。商品フォーミュラーを堂々と紹介していることが逆にヒトを呼び込んでいるらしい。コカコーラとは逆の話だろう。

ここボールダーで成功できている大きな背景は、その他のナチュラル系のメーカーやディストリビュター専門家が多くいることであり、ナチュラルの新規事業が立ち上げしやすいことが大きな特長だ。日本でもIzzeは一部の紹介販売されていると聞く。これがうまく行くことを願いたい。

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