2/01/2007

ロルフィングに魅せられて




ボールダーへ移り住んで10年近くになるが、自己健康管理に目覚めるきっかけは多くあった。そのうちの一つは何と言ってもロルフィングだ。前職は大企業のエグゼキュティブだった訳だが、ストレスが多く身体はボロボロに近いものだった。ボールダーへ移り住んだすぐ後も、それが解凍されないまま、身体の調子がどうしてもバランスとれておらず、苦労した。ある日、ボールダーのロルフィングの話を人に聞き、ディープ・ティシューマッサージで身体の調整を行うことで心を決めて出かけた。部分的な治療だけでなく、自分としては、10コース全般の治療を一年間にわたり受けて、健康状況はすこぶる調子が良くなった。ストレスから来ていた体調の悪さが、ロルフィングで快適になったのには驚いたが、自己健康管理の重要性をそのときから感じ始めた。ボールダー発の健康法として、ロルフィングは今後大いに注目し続けたいものだ。

ロルフィングが何かについてここで述べるつもりはないが、創始者のIda Rolf女史がボールダーで始めた素晴らしい健康法だと云うことだけ述べておこう。そうして彼女の哲学の核となるものは、「身体が健全に機能し始めると、重力のフローが解き放される。そうして身体は、自然治癒を始める。これはロルフィングの真髄だ」と云う言葉に集約されている。ロルフィングに関しては昨年の月刊「ソトコト」6月号に掲出したのでご覧頂きたい。

さて、このようなすばらしいロルフィングを学ぶ日本人が徐々にではあるが、増えてきているのは嬉しい。一昨日は、日本の永井さんと云う方からメールを頂戴し、今年の3月からロルフィングのUnit 3の講座を受けるためにボールダーに来られると云う。このステップでは実際にクライアントに来てもらい、資格のある先生の指導の下で、研修訓練をするのだと云う。まだ、学生がロルフィング治療をするので、不安な方も居ようが、先生がそばにいて指導をする訳だから、安心と云うものだ。しかも、本来は時間当りの治療が80−120ドル位するものを、先生の指導の下で行う治療でありながら25ドルで済むのだと云う。永井さんは、英語があまり出来ないために、出来たら日本語が出来るクライエントを探されているのだ。永井さんからのコメントを下記の通り掲出するので、ご関心ある方はどんどん応募して欲しい。身体がリフレッシュすること請け合いだ。

永井さんのコメント:

メール:flywinniepooh@yahoo.co.jp
HP:http://goboulder.blog7.fc2.com/
※現在は、日本在住のため電話はありません。

募集しているのは、ロルフィング未経験の方2名です。
1人はロルフィング10セッションとMovement3セッションを受けていただける方(下記①)、もう一人は、ロルフィング10セッションを受けていただける方(下記②)です。

セッションの日程は下記の通りですが、お越しいただく時間が、どうなるかは、現時点では未定です。

また、クラスのモデルクライアントということで、教室内で生徒・講師の前を上下セパレートの水着もしくは下着で歩いていただくことになるかと思います。ただ、クラス内の雰囲気は、そのような服装で歩くことに気まずさを感じさせない程、真剣なものですので、ご心配なさらないでください。

①Rolfing 10セッション+3Movementセッション(全13セッション)
3月13日~4月24日までの
毎週火曜・木曜(14:00~、もしくは16:00~※)
料金合計$325

②Rolfing 10セッション(全10セッション)
3月14日~4月16日までの
毎週月曜・水曜(16:00~、もしくは18:00~※)
料金合計$250
※時間は学校側が決定します。

以上、よろしくお願いいたします。
永井 宏実

1/01/2007

ボールダーの元旦

今年で13回目を迎えるボールダーの元旦餅つき大会。場所はボールダーダウンタウンのパールストリートでカウンティの裁判所の前だ。主催をしているのは地元のお寿司屋さんで当地に1985年から営業をしている人気店の寿司三昧だ。オーナーの神田さんが、音楽家の喜多郎さんと始めた地域社会還元のために作った催し物。すっかり街のイベントとして定着しており、寿司三昧スタッフ総出で繰り出し、イベントの盛り上げを手伝っている。写真の餅つきは、日本人の美穂さんと結婚しているジェフオールブライトさんの力強いもちつきだ。


毎年、これは何かと聞いてくるボールダー住人がいる。神田さんを始め、多くのスタッフが丁寧に餅つきの説明をしている。恒例の行事だけに、多くの寿司三昧のお得意さんたちも来る集まりとなっており、すっかり日本の文化的イベントになってしまった。今日は、神田さんと冗談で、ここにたこ焼きや焼き鳥の屋台もおいて正月をお祝いしたいものですねと話し合ったりした。


和太鼓については、例年タレント性のあるスタッフが集客に役に立つように太鼓を演奏していたが、今年から「響き」と云う女性和太鼓グループができて毎週週末に和太鼓の稽古をしており、今日はそのお披露目と稽古人募集をしていると聞いた。和太鼓の響きはボールダーの寒い空の中でも遠くまで響き、イベント性をさらに盛り上げていた。

デンバーなどでは相対的に多くの日系人の方がいるが、ボールダーには多くの一世の日本人がいると云えそうだ。国際結婚をしているヒトも多く、この人たちが、このイベントに集まってきている。今回は新しい団体としては、ボールダーとデンバーの間に所在するウェストミンスターで日本語教室を開いている「マユミ」さんに子供向けの日本語教室があると説明を受けた。6歳以下の子供を対象にしている教室らしく、日本人の若い家族が増えてきたことを物語っていた。連絡をしたい人は下記にどうぞ:
japaneseclass@aol.com または 電話番号 303-585-1225

ボールダーのロハス的なライフスタイルが多くの日本人を引きつけているとしたら大歓迎だ。