8/28/2006

ジョンベネ事件

ボールダーの街は少しシラケている。ジョンベネ事件でバンコックから移送してきた容疑者に対して、証拠不十分と云うことで、検察側は立件を見送った。ジョンベネに付着していた、被害者以外のDNAがジョンカーのものと一致をしなかったと云うものだ。テレビの論調は、検察側がなぜ立件できないような、証拠が不十分なものを今回のように公金を使って連れ戻したのか暗に批判的だ。

検察官のメアリー・レーシーは極めて微妙な立場におかれることになるだろう。今日はまだ多くの批判が噴出していないが、下調べが少ない段階での容疑者逮捕に、今後かなりのネガティブな反応が出てくることだろう。こんなに少ない証拠、状況証拠も十分に詰めていなかったことなどがかすると、検察官は、かなりの批判を受けて、辞任に追い込まれるかも知れない。そんな感じがする。

一時は、ジョンベネ事件を10年目にして解決に持ち込んだと見られていただけに、今回の失墜はかなり大きい。オーウェン州知事も強い批判をしていることがテレビでちらっと報道されていた。今後の動きを見てみよう。

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