8/21/2006

今、教会の不動産がホット

ボールダーの街は、オープンスペースと云われる緑地帯を積極的に増やしていること、住宅建設の許可が下りにくいこと、住みたい人が多いことなどから、住宅建設をしたくともできない厳しい状況だ。しかも、景観保護のために、建物の高さ制限をしているので、物理的にも人を増やすと云うのは難しい。

今日のDaily Cameraの報道によると、教会の不動産資産が目を付けられているという。特に対象となっているのが、プロテスタントやカソリックの教会なのだから、どうなっているのか分からない。ここには仏教寺はないが、仏教の瞑想や教育施設はあり、それは増えている。なのに、プロテスタントやカソリックが増えているかどうか統計はないが、市内の教会の景気が良くないのは、いくつかのところが貸し出しや売り出しの看板を出していることからも理解できる。

この記事では、教会は、土地の高いダウンタウンなどから、より郊外に移りたいらしい。もちろん不動産価格の差があるからでもあり、それが実現すれば、もっとスペースができて住宅建設が可能になる。この問題は深くは立ち入るつもりはないが、不動産を手放している背景には、より近代的な教会を建てるとか、よりエネルギー効率の良い教会建物にするとか、では、何となくない気がする。チベット仏教などの繁栄を見ていると、そんなことを考えたりする。

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