8/23/2006

ジョン・ベネ事件と反戦

今日のDaily Camera紙には、マスコミがジョンベネの事件ばかりに注目していることに嫌気をきたした反戦運動家が、取材の妨害を冒したり、メディアのクルマの流れを邪魔するようなことをしたために逮捕された。生放送中に、テレビカメラの前に現れたり、プラカードを持ってするのだったらまだしも、取材されている人に話しかけたり、できる限りの妨害をしているのだと云う。

この40才の人は、ジョンベネ事件のために、米国のメディアが、より重要な中東問題に目を向けず、撤兵を進めるための話を取り上げないのに苛立ち、このような活動に動いたらしい。確かにメディアが取り上げている媒体時間は異常としか言いようがない。このような女の子との殺害が毎年多く起こっていると云うのに、ジョンベネちゃんの背景がまた、マスコミが取り上げたいものだったのか、異常なものになってしまったようだ。

昨日の夕方もメディアがたむろをしているJustice Centerの横を通ったが、衛星中継車などが、市民の駐車場を占拠し、ボールダー市民にとってもかなり邪魔な状況に違いない。駐車違反切符の支払いにいく人でさえかなり遠くにクルマを駐車して、歩いて来なければいけない状況だろう。ボールダーのDaily Cameraも本件のために、どれだけの血税が使われているのか書き出し始めている。もちろん、3ー400人の人が寝泊まりしてくれるのであれば、市も潤うだろうが、交通渋滞やジョンベネ以外のまともなニュースを見れなくなる市民としては面白くないのは事実だ。

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