10/22/2006

From Tea to Tofu


筆者はボールダーの歴史博物館の理事という職にある。ボールダー歴史博物館の理事会などで、話し合うことはボールダーの持つユニークな歴史を現代とどのように繋げていくか大事な点だと思っている。まさに街の歴史は生き物であり、刻々と変わっているだけでなく、そこに住む人たちが仕事をしながら、街の歴史を形成しているからだ。

これまでも何度か書いてきたが、ボールダーはまさにオーガニック産業が大きな柱になっており、ここの産業人の大物の中にはオーガニック産業で財を成した人は多い。その人たちが、ビジネスを成長させた後で、ビジネスを売っぱらって作り上げた財で、今度は次の世代のサポートをとり、投資家という視点で次のウェーブを盛り上げるということを繰り返している。そこに、ボールダーならではの、投資顧問やオーガニック関係のマーケティング、リサーチ、広告産業などと裾野は毎日広がっている。

歴史博物館は、このボールダーの有機産業に焦点を当てて、展示を行っている。会期は後6ヶ月以上あるので日本からも多くの人に来ていただければと思う。今回の展示会の名称はFrom Tea to Tofuだ。つまりセレッシャルシーズニングス社のハーブティーに始まり、ホワイトウェーブの豆腐などを指したとてもぴったりした名称だ。先週末は、ナチュラリーボールダーというイベントが行われた。それについても別途日本の読者の方にお知らせしたい。写真をまとめているところなので、もう少し時間をいただきたい。

どうも秋口は、日本からの訪問者の数、こちらの出張の予定(先週はボストン、今週からメキシコに行ったりする)などでブログが少し遅れていること心からお詫びしたい。ボールダーで起こっている面白いことは多くある。それをどんどんと報告をしよう。

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