
これに対して、今年の初めにできたサンフラワーマーケットも、当市の一つの大きなナチュラルスーパーの撹乱要因になっている。数年前に大手のセーフウェーが北ボールダーでライフスタイル実験店舗を展開して、すでにホールフーズの売り上げを喰い始めていたように、ボールダーの中央部にできた、サンフラワーマーケットは、ホールフーズの新たな手強い競争相手となり、選択肢が増え、ボールダー市民を喜ばせている。
今度は、南ボールダーにあるKing Sooper(テーブル・メサ・ショッピングセンター内)も大きな改修工事のまっただ中だ。そうして、年内までには、ホールフーズから数ブロックの距離にあるKing Sooper30番街とアラパホー街の店舗も改修されることが予定されている。
改造改修の目的は、陳腐化した店舗をより時代の要請に合わせようというものだが、一つには店舗のエネルギー効率の向上が目標になっているものの、当然のことながら、最新の競争相手のテンポに歩調を合わせようと云う目論見は見えてくる。特に、ホールフーズに近い店舗の改造には相当力を入れることが予想される。
元々ボールダーのワイルド・オーツチェーンを買収したホールフーズは、傘下に入った各店舗の改修に手間取ってきたが、ここへきてその改修に力を入れ始めている。モタモタしてはいられなくなったのかと云う感じだ。それについては、また別の機会に書くことにしよう。
King SooperやSafewayの改修とともに、力が入ってきているのはナチュラルやオーガニックフーズへの力(商品)の配分変化だろう。そうしてもう一つはっきりと打ち出されているのは、ナチュラルでローカルの青果物の配分向上だ。もちろん、地元近郊の酪農製品の取り扱い品目も増えている。
テーブル・メサのKing Sooperの改修の完成は10月22日の予定だそうだ。その後は、ホールフーズに近い30番街のものに力が入ることだろうから、ナチュラルスーパーのホールフーズが、コンベンショナルなスーパーと真っ向から対決することになり、ボールダーのスーパー事情は大きく変わることになる。

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